越中富山の薬売りが売り歩く置き薬のために、桐の引き出し箱を制作していた工房が山形にあります。吉田長芳さんは、桐箱吉田の三代目。現在は、乾麺やさくらんぼなど、高級な食材をおさめる桐箱を作り続けています。 基本の木箱のカタチをベースに、現在の暮らしに合わせてデザインしたトレイは、食卓でも、ワークスペースでも使えます。スタックングできる底面の形状や、鉋で仕上げた、光沢のある桐の肌が特徴です。
In Yamagata, medicine boxes made of paulownia wood was used to be very popular, and this YOSHIDA’s tray is designed by the basic form of those wooden boxes. Minimal and versatile design has many more potential uses than its name suggests.
